PALM模型は汎用的な事前トレーニングされた生成モデルで、様々なダウンストリームの生成タスクを解決するために使用することができます。このモデルは膨大な無監督データを使って、自エンコーディングと自帰帰タスクを組み合わせて事前トレーニングを行っています。テキスト生成に関連するタスクには、テキスト要約、質問生成、data-to-textなどが含まれます。ここでは、PALMのベースバックボーンモデルを提供し、ダウンストリームの生成タスクのファインチューンに使用することができます。
モデルの説明:
実際のシーンで一般的に見られるテキスト生成のニーズに合わせて、独自にPALM事前トレーニング言語生成モデルを開発しました。このモデルは大規模なテキストで事前トレーニングされ、ダウンストリームの自然言語生成タスクのモデルパラメーターとして使用することができます。PALMは以下の特徴があります:
より強い理解能力: コンディショナルジェネレーションのために特別に設計された事前トレーニングタスクにより、モデルの文脈に対する理解能力が強化されます。 より少ないラベルが必要: モデルは大量のテキスト資料で事前トレーニングされ、ダウンストリームの生成タスクに必要なラベルデータの量を大幅に削減します。 優良な性能: 中英両方のモデルは大規模なデータでトレーニングされ、NLGタスクに適応した独自の事前トレーニング目標を採用しています。 様々な生成タスクに適応可能: PALMは要約、質問生成、paraphrasingなど、様々な異なる生成タスクに使用することができます。 使いやすい: ファインチューンが容易で、従来の生成に基づくエンコーダーデコーダーフレームワークを使用しています。 このモデルはPALM汎用事前トレーニング生成モデルであり、すべての中国語生成シーンのトレーニングに使用することができます。例としてはdata-to-text、要約生成などがあります。PALMモデルの詳細は、PALM an Autoencoding&Autoregressive Language Model for Context-conditioned Generationを参照してください。
関連するモデル:
- PALM 2.0要約生成モデル-中国語-base: PALM2.0中国語ベースモデルに基づいてトレーニングされた要約生成モデル
- PALM 2.0要約生成モデル-中国語-large: PALM2.0中国語ラージモデルに基づいてトレーニングされた要約生成モデル
- PALM 2.0商品文生成-中国語-base: PALM2.0中国語ベースでトレーニングされた商品文生成モデル
- PALM 2.0天気生成モデル-中国語-base: PALM2.0中国語ベースでトレーニングされた天気情報生成モデル
期待されるモデルの使用方法と適応範囲:
このモデルは多くのダウンストリーム生成シーンに主として使用されます。ユーザーは独自の生成の入力出力トレーニングデータを構築することができます。具体的な呼び出し方法については、コードの例を参照してください。
モデルの限界と可能性のあるバイアス:
モデルはデータセットでトレーニングされるため、いくつかのバイアスが生じる可能性があります。ユーザーは自分で評価してどのように使用するかを決定してください。
トレーニングデータの紹介:
このモデルは大量の中国語の無監督データでトレーニングされ、中国語のダウンストリームの複数の生成タスクでSOTAを達成しました。
モデルのトレーニングプロセス:
トレーニング モデルは2つのNVIDIA V100マシンを使用してトレーニングされ、以下のハイパーパラメーター設定がされています:
- train_epochs=15
- max_sequence_length=128
- batch_size=8
- learning_rate=1e-3
- optimizer=AdamW
ファインチューンコードの例:
import tempfile
from modelscope.msdatasets import MsDataset
from modelscope.metainfo import Trainers
from modelscope.trainers import build_trainer
# DuReader_robust-QGはサンプルデータセットで、ユーザーは自分のデータセットを使用してトレーニングすることもできます。
dataset_dict = MsDataset.load('DuReader_robust-QG')
# トレーニングデータの入力と出力はテキストで、データセットをsrc_txtへの入力、tgt_txtへの出力の形式に前処理する必要があります。
train_dataset = dataset_dict['train'].remap_columns({'text1': 'src_txt', 'text2': 'tgt_txt'})
eval_dataset = dataset_dict['validation'].remap_columns({'text1': 'src_txt', 'text2': 'tgt_txt'})
# ユーザー独自のデータセットの構成
# train_dataset_dict = {"src_txt": ["text1", "text2"], "tgt_txt": ["text1", "text2"]}
# eval_dataset_dict = {"src_txt": ["text1", "text2"], "tgt_txt": ["text1", "text2"]}
# train_dataset = MsDataset(Dataset.from_dict(train_dataset_dict))
# eval_dataset = MsDataset(Dataset.from_dict(eval_dataset_dict))
num_warmup_steps = 500
def noam_lambda(current_step: int):
current_step += 1
return min(current_step**(-0.5), current_step * num_warmup_steps**(-1.5))
# コードでconfigurationの設定を変更することができます。
def cfg_modify_fn(cfg):
cfg.train.lr_scheduler = {
'type': 'LambdaLR',
'lr_lambda': noam_lambda,
'options': {
'by_epoch': False
}
}
cfg.train.optimizer = {
"type": "AdamW",
"lr": 1e-3,
"options": {}
}
cfg.train.max_epochs = 15
cfg.train.dataloader = {
"batch_size_per_gpu": 8,
"workers_per_gpu": 1
}
return cfg
kwargs = dict(
model='damo/nlp_palm2.0_pretrained_chinese-base',
train_dataset=train_dataset,
eval_dataset=eval_dataset,
work_dir=tempfile.TemporaryDirectory().name,
cfg_modify_fn=cfg_modify_fn)
trainer = build_trainer(
name=Trainers.text_generation_trainer, default_args=kwargs)
trainer.train()
トレーニングのヒント:
ハイパーパラメーターの調整は主にlrとepochで、cfg_modify_fnで変更することができます。 生成するデータの長さが短い場合は、トレーニングラウンドを少なくすることができますが、10~20epoch程度です。生成するデータの長さが長い場合は、30~50epochなど、より多くのラウンドが必要です。 生成に必要なデータの量は大きいですが、タスクが簡単な場合は1万~10万で十分ですが、生成が難しいタスクにはより多くのデータが必要です。
データの評価と結果:
モデルはLCSTSテストデータで評価され、以下の結果が出ました。
- Rouge-1: 43.31
- Rouge-2: 28.81
- Rouge-L: 39.78
モデルはADGENテストデータで評価され、以下の結果が出ました。
- Bleu-4: 10.9
- Rouge-1: 43.59
- Rouge-L: 27.49
関連する論文と引用情報:
もし私たちのモデルが役立つなら、私たちの記事を引用してください:
@inproceedings{bi-etal-2020-palm, title = "{PALM}: Pre-training an Autoencoding & Autoregressive Language Model for Context-conditioned Generation", author = "Bi, Bin and Li, Chenliang and Wu, Chen and Yan, Ming and Wang, Wei and Huang, Songfang and Huang, Fei and Si, Luo", booktitle = "Proceedings of the 2020 Conference on Empirical Methods in Natural Language Processing (EMNLP)", month = nov, year = "2020", address = "Online", publisher = "Association for Computational Linguistics", url = "https://aclanthology.org/2020.emnlp-main.700", doi = "10.18653/v1/2020.emnlp-main.700", pages = "8681--8691"}
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